
仙台市太白区の会社敷地内の電気錠が施錠できないということでお伺いしました。
錠前はミワ社のAUTです。
動作を確認すると閉扉した瞬間にデッド兼ラッチボルトが飛び出しはしますがロックせずそのままレバーで開いてしまいます。
こちらはAL3MやAL4M等のモーター錠と違い、錠前以外の電気的な動作の不具合が多いですが今回はどうも電気的には正常動作しているようです。
錠前を取り外して単体で確認すると問題なく動作しました。
そうすると取付状態や扉と枠の相互の位置関係の問題が出てきます。
取り付け直す過程で扉側の要所に緩みや錠前位置が定まりにくい原因を発見しすべて修正。
その状態で組み直すと正常に施錠しました。
原因としては取付部分の各所の緩みにより本体位置が悪くなり動作に干渉しデッドボルトが出切らない為ロックがかからないという原因で、根本の原因は扉の閉扉速度が早いことと開閉回数が極端に多いことにより衝撃が多いことで緩みが発生するということでした。
ドアクローザーの速度をセキュリティ上問題ない範囲でゆっくりにして衝撃を減らすことで同じ不具合への対策をしました。
電気錠を原因特定せずあちこち交換してしまうと膨大な費用が発生してしまいます。
使用年数や使用頻度から計算して適切な時期の交換と確実な原因を特定しての対策が重要です。
電気錠の作業もしております。
第二種電気工事士の資格も所有しておりますので電源から施工可能です。
お困りの際はご相談ください!